Apacheのサーバからクロスルート設定用証明書を削除します
例:
【変更前】
サーバ証明書ファイル /usr/local/ssl/certs/2015yourdomain.crt
(変更前)中間CA証明書ファイル /usr/local/ssl/certs/2015intermediate.crt
秘密鍵ファイル /usr/local/ssl/private/2015private.key
以下はUNIXコマンドを使用しての編集例です。
Apach-SSL設定ファイル (初期ファイル名は、httpsd.conf 、 ssl.conf など)をエディタで開きます。
# vi ssl.conf
※編集前の設定ファイルをバックアップ保存することをおすすめします。
※お客さまの環境によりまして、上記の設定ファイル名は違う場合がありますので、ご利用の環境に読み換えて下さい。
※赤字の箇所(中間CA証明書のファイル名)だけを変更して下さい。
<VirtualHost XXX.XXX.XXX.XXX:443>
DocumentRoot "/var/www/html"
ServerName www.yourdomain.co.jp
SSLEngine on
SSLCertificateFile /usr/local/ssl/certs/2015yourdomain.crt
SSLCertificateChainFile /usr/local/ssl/certs/intermediate_20160410.crt
SSLCertificateKeyFile /usr/local/ssl/private/2015private.key
<VirtualHost>
本例はVirtualHostでサイトを運用している場合を前提としています。
VirtualHostでサイトをご利用ではない場合はVirtualHostの外に証明書を設定いただいて問題ございません。
SSLCertificateFile /usr/local/ssl/certs/2015yourdomain.crt ←サーバ証明書ファイル
SSLCertificateChainFile /usr/local/ssl/certs/intermediate_20160410.crt ←中間CA証明書ファイル
SSLCertificateKeyFile /usr/local/ssl/private/2015private.key ←秘密鍵ファイル
設定ファイルの編集完了後は、Apacheサーバを起動(起動中の場合は一旦停止させ起動)します。
# apachectl stop
# apachectl startssl
※restartでは、正常に読み込まれない場合がありますので、stop、startコマンドのご利用をお勧めいたします。
※ご利用の環境によっては、停止・起動コマンドが異なる場合がありますのでご了承ください。
以上で作業は完了です。
Apacheサーバを起動後、各発行機関の提供する>>インストールチェッカーで クロスルート設定用証明書が削除できたか確認して下さい。